今回は、経営シミュレーションゲーム『Supermarket Simulator』をレビューします。
2025年6月20日に早期アクセスから正式リリースとなりました。

| タイトル | Supermarket Simulator |
| ジャンル | 経営シミュレーション |
| 対応機種 | PC(Steam) |
| プレイ時間 | 41時間 |
| 評価 | パパすけ: |
早期アクセス時は実況界隈でも盛況だった本作ですが、頻繁に要素が追加されていき、ついに正式リリースされました。簡単に言うとスーパーを経営するゲーム、言葉だけではあまり惹かれるものではないかもしれませんが、実際にプレイしてみると無心にプレイしてしまう本作です。
自分で置いた商品たちがお客さんに売れていく、バイトがせっせと働いている、その様を見るだけでも満足感に浸れます。お店が大きくなれば店の陳列や商品数も増やせるので、そこをモチベーションに楽しめました。

盛況している店を見るのが、店長の楽しみ
一方で、正式リリースではオープンワールド(広くない)のようになっていますが、あまり活かしきれていないところが残念な点でした。それどころか、僕的にはオンライン注文という要素で商品を配達するのが煩わしく感じてしまいました。

デリバリーシミュレーターになってしまった…?
ゲーム内容

その名の通りスーパーを経営するシミュレーションゲームです。
商品の発注、陳列、レジ打ちなどをおこない、1日が終了する流れです。
プレイヤーができる仕事内容は多岐に渡ります。お店が大きくなると1人では回しきれなくなるので、レジ打ちや品出しなど専属のバイトを雇うことになります。

スーパーで売るための商品を用意しないと何も始まりません。店舗内のPCで商品の発注をします。発注をすると店前に商品の段ボールが積まれます。手元の端末で在庫数を確認しながら商品の発注をすることも可能です。

大量注文時の店前の山積みの段ボールを見るためにこのゲームをしているといっても過言ではありません。

各商品の価格は市場価格を参考にしながら自分で設定することができます。市場価格は毎日いくつか変動するので、どれくらいの利益で売るか考えながら価格を設定しましょう。

どれくらい在庫を保持しようかとか人によって個性が出そうですね。僕は在庫は多く持っておく派、価格設定は適当派です。

段ボールから商品を棚に陳列します。棚、冷蔵、冷凍、野菜と、各商品が置ける棚の種類が決まっているので該当する場所に置きます。商品をすべて出して、空になった段ボールはゴミ箱に捨てましょう。
倉庫が店に隣接しており、在庫を保存することが可能です。倉庫用の棚を用意すれば、種類ごとに整理しておくこともできます。
これらの仕事はバイト(補充係)に任せることができます。

すべてバイト任せにはせず、在庫から品出しを手伝うのが僕のポリシー。空き箱は店内に適当に投げ捨てて、あとでバイトにゴミ箱に捨ててもらうのも僕のポリシー。

準備ができたら、開店です。お客さんは続々と入ってきて、棚から商品を取り、レジに並びます。レジでは商品の会計をし、カードの対応やお釣りを渡します。
お店に野菜を導入していれば、野菜の計量をするお仕事があります。計量といっても、数字の入った札を打って野菜の袋に貼るだけの作業です。
セルフレジを導入していれば、勝手にお客さんがお会計してくれますが、ヘルプを求めてくるときがあるので、対応が必要になるときがあります。
これらの仕事もバイト(レジ係、セルフレジヘルパー)に任せることができます。

レジ打ちの作業は意外と楽しいので、一つのレジは常にバイトは配置せず、僕がすることにしています。

一定時間経つと店内が汚れていくので、掃除が必要になります。窓ふき、床ふき、ごみ拾いがあります。
こちらもパートのおばさん(清掃員)を雇うことができます。

店内に商品の空箱が湧いてごみ捨てしたりしますが、この街の客は店内で商品を開けるようなモラルがない地域のようです。

お客さんの中には万引き目的の挙動不審な客がいます。そういう客は棒で殴ることで盗った商品をぶちまけて追い出すことができます。落ちた商品は元の陳列棚に戻します。
この仕事も屈強なボディガードのようなバイト(警備員)が代わりにしてくれます。追い出すだけではなく、盗った商品を元に戻す作業もしてくれます。
ちなみに万引きに関しては、設定でON/OFFを切り替えることが可能です。

1日に何人かは万引きが現れるようなモラルがない地域のようです。
オンライン注文が1日に何件か入ることがあります。オンライン注文が来た時は、注文内容の商品を袋に入れて、注文者の元へ配達します。注文者は地図を見ると街のどこかにいることがわかります。
自転車やバイク、車などを購入できる要素があるので、それらの移動手段が利用できれば、効率良く配達することができます。
ちなみに専属バイトはいないので、自分で配達する必要があります。

街で立っているなら買いにきてくれよ…
稼いだお金でできることとしては、以下にまとめてみました。
お金でできることというよりかは経営する上で出て行ってしまう必要経費ですが、光熱費、バイトの給料、商品の発注などは必要な経費としてかかってしまいます。
まとまったお金が必要な場合はローンを組んで借金することもできるので、その支払いも発生するかもしれません。
店内には棚や冷蔵庫、レジなど販売に必要なものは購入して設置できます。また、床や壁なども好きな色に装飾することもできます。店とは別に、倉庫もありますが、こちらも床や壁などは装飾できます。
店の入り口の変更なども、お金を使えば一瞬で解決です。

おしゃれなスーパーを目指している店長の僕です。
お店と倉庫は少しずつ面積を増やすような拡張ができます。お金はかかりますが、拡張していけば結構広くなっていきます。

最初はスーパーとは名乗れないほど狭いですが、段々とスーパーと呼べる広さになっていきます。
販売する商品はライセンスを購入することで品ぞろえが増えていきます。ライセンス(商品を発注できるようになる権利)自体にもお金がかかるため、注意が必要です。
街中を走るための車も購入できるので、これも一つの使い道ですね。
プレイの感想
Goodポイント

①仕事の種類が豊富
②商品の種類が豊富
③店内の広さとお客さんの多さ
①仕事の種類が豊富
ゲーム内容のお仕事内容に記載しましたが、仕事の種類が豊富です。実況界隈で盛り上がっていた早期アクセス開始直後から、頻繁にアップデートがされており、仕事の種類がどんどん増えています。できることが多いのは退屈にならない要素だと思いますし、自分でやりたくない仕事はバイトに任せればいいだけなので、仕事の種類が多いのはいいことだと思います。
お店のレベルなどにもよりますが、バイトも増やしていけるので、従業員も結構多くなります。従業員が各々動いているのを見るのも楽しいです。

これがワンチーム
②商品の種類が豊富
ゲーム内容のお金の使い道にも記載しましたが、ライセンスを購入することで商品を増やしていけます。ライセンス一つあたりに5~6種類くらいの商品が追加されます。ライセンスの数もかなり多いため、すべてアンロックすればかなりの品数になると思います。
種類が豊富になれば在庫管理も大変になりますが、それがこのゲームの醍醐味でもあるのかなと思います。レジにお客さんが持ってくる商品の種類が豊富だとうれしいです。
また、冷蔵や冷凍、野菜など商品の分類が多いのもいい点です。

整理するのが好きな人はわくわくするかも
③店内の広さとお客さんの多さ
ゲーム内容のお金の使い道に記載しましたが、お店は拡張していくことでどんどん大きくなっていきます。1回の拡張でも結構広くなるので、その度に店全体の棚の位置とかも考え直したりするのが楽しいです。
お客さんもどんどん入ってくるので、店内はお客さんとバイトでごった返しています。その雰囲気を見ても楽しくなります。

お店を拡張することが一つの目標にもなるので、お金を儲ける楽しみになります。
Badポイント

①お店のカスタマイズ性がもう少し欲しい
②オープンワールドが煩わしい
①お店のカスタマイズ性がもう少し欲しい
個人的にはお店にもう少し装飾が欲しいと感じます。購入できる家具は棚やレジなど、実用性にあるものばかりなので、お店の内装や外観を整えるようなものがあれば、よりお金を儲ける楽しみがあるかなと思います。
店の入り口の場所の変更もあまり自由度が効かないので、もう少し選択肢が欲しいなと思います。

せっかく稼いだお金を無駄遣いしてもいいじゃない…
②オープンワールドが煩わしい
早期アクセス開始のころは店前の道路あたりしか動けませんでしたが、今はアップデートでオープンワールドになっています。街の中にはローカルマーケットがあり、そこから商品を仕入れることもできます。また、オンライン注文により、配達で街に繰り出すこともあります。
ただ、ローカルマーケットに関しては安いからといって、店内で発注できるものをわざわざ街の中へ出向いて買いに行こうとはあまり思いません。
オンライン注文に関しては、バイトに任せることができないので、自分で街に繰り出すしかありません。これが街に強制的に繰り出す機会でもあるのですが、1日に何件も注文が来るので、ローカルマーケット寄ろうと思っても再び注文が来てしまいます。
スーパーで働くことを楽しみたいのに、オンライン注文によって配達させられてしまうので、スーパーで働く楽しみが薄れてしまったことが残念な点です。

配達係のバイトを一刻も早く実装してほしい…
評価
| 評価 | |
| パパすけ |

昨今、似たような経営シミュレーションゲームが乱立していますが、人気の火付け役となったこのゲームはさすがに面白いです。作業感はありながら癖になる楽しさです。スーパーが拡張されていく楽しさは、プレイすれば共感してもらえると思います。ただ、オンライン注文に関してはいらないアップデートだったと個人的には考えています…。


